経験によって仕上がりの差が出やすく、
事故も起こりやすい揚げ物。
自動調理やリフト機能付きであれば、
そういった心配はありません。
キッチンには欠かせないフライヤーの中でも、
自動機能がついているものをご紹介します。
(※2024年7月31日時点、業務用フライヤーを販売しているメーカー7社を当メディアで調査)
厨房によっては1日数回油を変えることも珍しくありませんが、その間フライヤーの稼働がストップしたり、床に油をこぼしてしまうこともあるでしょう。
油庫の新油タンク・廃油タンクとFAS2型を配管で接続することで、油の供給がボタン一つで完了。人による油の運搬や投入の作業がなくなるので、作業負担削減・衛生面の向上に寄与します。
使用油量を低減するため、油槽の底が浅いコンベヤ型を採用。 油量が少ないと、温度の安定や仕上がりに不安が出ますが、中西製作所ではセラミックバーナーとファンモータを組み合わせて外部から空気を取り込む「強制燃焼方式」を用いることで、熱効率が向上し、燃焼が安定化するため、カラッとした仕上がりになります。
大型フライヤーは掃除が手間になりがちですが、FAS2型には「自動カス取り装置」がついており、油槽に沈んだ揚げカスを自動的に排出します。調理中も作動が可能なので、カス取りでマシンを止める必要がありません。
また食材を送るトレイは取り外しでき、簡単に清掃ができます。
揚げる・茹でる・焼く・炒める・煮るを1台で完結できるバリオシリーズ。少ないスペースで多彩な調理が可能になるので、その分導線の確保ができます。
また一皿の料理を効率的に作れたりと、開店前は仕込みをさせて、開店後はフライヤーという多彩な使い方が可能なので、厨房の可能性が広がります。
バリオシリーズは、6点計測の芯温センサを標準装備しており、食材の温度を秒・1℃単位で的確に管理します。
大量に食材を投入しても、素早く設定温度に復帰できる高速加熱機能と相まって、繊細な調理も自在にコントロールできます。
イタリアンの名店「リストランテ濱﨑」の濱崎シェフがバリオシリーズを導入しており、「あれはすごい」と太鼓判。entre nous(アントル ヌー)の髙山シェフは、調理機能の優秀さに加え、「人手不足が本格化する中で、労働時間も適正な水準に保つ必要があるため、自動化は大事」と、省人化の面でも高く評価しています。
幅360×奥行550×高さ215mmと小型ながら、バスケットの上昇も下降も対応するオートリフト型。
調理の開始は、油の温度を自動で検知し、設定温度に到達したらバスケットが下降し、設定した時間にバスケットを上昇。
設定もワンタッチなので個人店のワンオペでも揚げ物に失敗しません。
(※2024年8月当メディア調査)
温度が低く、対流が少ない油槽底部の「コールドゾーン」に揚げカスを貯めることで、キレイな油を長持ちさせる仕様になっています。
カスを掃除する手間を省きつつ、油の品質を保てるという一石二鳥仕様。
とくに営業中の手間を削減できるのは嬉しいポイント。
揚げていない状態で一定時間が経過すると、自動的に待機油温にコントロールし、消費電力を抑える機能がついています。
電気代が上がっている現状を考えると重要な機能といえます。
ここでは、厨房設備機器業界をリードするメーカーたちが集まる「厨房設備機器展2021(https://jma-hcj.com/)」でセミナーを行ったメーカーの中から、 2021年7月16日時点で認証規格を明示していて、海外事業を展開していることを公式HPで掲載している3社をピックアップ。各社の導入実績をご紹介します。
メーカー名 | チェーン店・給食センターなど セントラルキッチンなら 中西製作所 |
ホテル・高級店など グレードの高い厨房なら フジマック |
個人店など 坪数の少ない厨房なら マルゼン |
---|---|---|---|
導入事例 |
|
|
|
公式サイト | 中西製作所公式HPで 製品情報をチェック |
フジマック公式HPで 製品情報をチェック |
マルゼン公式HPで 製品情報をチェック |