プロクックNavi » 業務用厨房機器の展示会を紹介 » フードシステムソリューション(F-SYS) 2023

フードシステムソリューション(F-SYS) 2023

本記事では、給食や大量調理の現場で起こる課題の解決をテーマとした専門展示会である「フードシステムソリューション(F-SYS)」を紹介しています。こちらの展示会の特徴や開催概要などをまとめています。また、同時開催の展示会についても概要をまとめました。

フードシステムソリューション(F-SYS)とは

フードシステムソリューションとは、給食や大量調理の現場において発生する課題解決に特化した専門展示会です。

国内最大級の規模となっているため、大量調理現場に関連する機器やサービス、設備などを取り扱っている企業が多数出展。学校や病院、高齢者施設の給食関係者など、来場者にさまざまな情報提供を行うとともに、普段はなかなか接することが難しい給食関係者との商談につなげられる専門展示会です。

フードシステムソリューションの特徴

業界関係者から高い支持を得ている

フードシステムソリューションは、例えば学校や病院、高齢者施設の給食関係者をはじめとした業界内において非常に高い知名度を誇っている点が特徴です。多くの業界関係者が集まるため、栄養教諭や管理栄養士など普段はなかなかコンタクトができない相手と接する貴重な機会を創出している点が特徴です。

専門性の高いセミナーを開催

数多くの企業が出展をしている出展しているほか、フードシステムソリューションならではの専門性の高いセミナーも多数開催。給食や大量調理現場に関連したセミナーを連日開講しています。

セミナーの例としては、「学校給食現場における衛生管理について」「病院給食現場の業務改善事例」など。トレンドを取り入れた内容となっていることから、給食関係者の来場を後押しする点もポイントとなっています。

フードシステムソリューション2023の開催概要

出展対象・来場対象

フードシステムソリューション2023の出展対象は下記の通りです。

また、来場の対象となっているのは「学校」「病院」「介護・福祉施設」「セントラルキッチン」「外食チェーン」「レストラン」「栄養教論」「管理栄養士」「調理師」「施設長」「予算担当者」などです。

同時開催展

フードセーフティジャパン

フードセーフティジャパンは、「食の安全・衛生」にフォーカスした専門展示会です。出展対象は衛生資材、異物混入対策、サニタリー部品、衛生対策アプリ・DX、洗浄・殺菌、検査・分析となっていますが、注目の出展分野としては食品製造現場における洗浄にフォーカスした「洗浄TECHゾーン」と、外注や害獣対策に関連する「防虫・防鼠・鳥害対策ゾーン」となっています。

食品製造業の経営・管理層、品質管理部門に携わる方はぜひチェックしておきたい展示会といえるでしょう。

フードファクトリー

フードファクトリーとは、「食品工場における設備改善」に注目した専門展示会です。こちらの展示会における出展対象は、エンジニアリング・設備・改修、製造ライン設備・機器、AI/IoT・デジタル化、工場設備・部品、省エネ・環境対策、災害・事故対策となっています。

こちらの展示会における注目の出展分野としては、乳製品の製造や開発技術にフォーカスした「乳製品製造・開発技術ゾーン」や、SDGsやESGをはじめとした社会的な取り組みに関連する「食品ロス対策・リサイクルゾーン」が挙げられます。

フードディストリビューション

フードディストリビューションは、「食品物流」における業務効率化にフォーカスしている専門展示会です。食品物流業界には厳しい温度管理や衛生管理が求められることになりますが、フードディストリビューションにはこの分野に関わる物流設備や機器、システム、サービスなどが集まる点が大きな特徴です。

例えば食の卸売や流通事業者、食品スーパー、コンビニエンスストア、食品メーカーなど、食品の物流に関わる企業は注目しておきたい内容となっています。

惣菜・デリカJAPAN

惣菜・デリカJAPANは、惣菜やスイーツの製造工程に関わる設備や機器、資材の提案を行う展示会です。

例えば、惣菜を製造する際に導入できる自動化・DX化や省人化を実現する機器や設備、包装・容器・包装資材などのほか、日持ち延長対応に関する出展も。フードサービスを提供する企業や惣菜ベンダー、小売など惣菜やスイーツの製造・販売を行っている場合にぜひ注目しておきたい展示会であるといえるでしょう。

おすすめの厨房設備器メーカー3選を紹介!

ここでは、厨房設備機器業界をリードするメーカーたちが集まる「厨房設備機器展2021(https://jma-hcj.com/)」でセミナーを行ったメーカーの中から、 2021年7月16日時点で認証規格を明示していて、海外事業を展開していることを公式HPで掲載している3社をピックアップ。各社の導入実績をご紹介します。

メーカー名 チェーン店・給食センターなど
セントラルキッチンなら

中西製作所
 中西製作所

引用元:中西製作所公式HP
(https://www.nakanishi.co.jp/)

ホテル・高級店など
グレードの高い厨房なら

フジマック
 フジマック

引用元:フジマック公式HP
(https://www.fujimak.co.jp/)

個人店など
坪数の少ない厨房なら

マルゼン
マルゼン

引用元:マルゼン公式HP
(http://www.maruzen-kitchen.co.jp/)

導入事例
  • ドミノ・ピザ ジャパン(全1,015店舗導入※1
  • 日本マクドナルド株式会社(導入店舗数不明※2
  • すかいらーくグループ(導入店舗数不明)
  • 府中市立学校給食センター(22,000食/日※3)など
  • 長崎マリオットホテル
  • 琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ
  • ホテル鐘山苑
  • GRAND GATE HIROSHIMA
  • ロオジエ(L'OSIER)など
  •  
  • 洋光台ハンバーガー PassTim(25席)
  • Restaurant MOTOÏ(32席)
  • ピッツェリア・ダ・グランツァ(22席)
  • 東京スタイルみそらーめん ど・みそ キッテグランシェ店(22席)など
公式サイト 中西製作所公式HPで
製品情報をチェック
フジマック公式HPで
製品情報をチェック
マルゼン公式HPで
製品情報をチェック

※1参照元:ドミノ・ピザ ジャパン https://www.dominos.jp/corporate/outline(2024年1月時点)
※2「1971年の7月にオープンされた銀座1号店から現在に至るまで取引継続」との記載あり。参照元:中西製作所 https://www.nakanishi.co.jp/strengths/eating-out/
※3参照元:中西製作所 https://www.nakanishi.co.jp/case/01.html

おすすめ厨房設備機メーカー3選を見る