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業務用厨房機器のメンテナンスとアフターサービスの重要性

業務用厨房機器を導入する際には、メンテナンスをしっかりと行っていくことが非常に重要なポイントです。これは、メンテナンスによって機器の寿命を延ばせる可能性を高められるため。さらに、機器導入時にはアフターサービスが充実しているメーカーかをあらかじめ確認しておきましょう。

業務用厨房機器の定期メンテナンスの必要性

業務用厨房機器は、毎日のように使用するために故障などが発生する可能性はゼロではありません。この点から、定期的なメンテナンスを行っていくことが非常に重要です。

もしメンテナンスを怠ってしまった場合に考えられるのが、故障・トラブルの発生。そうなると必要な作業が行えなくなってしまう可能性もあります。さらに、メンテナンスをしっかりと行えば厨房機器の寿命を延ばすことも可能であるため、業務用厨房機器の定期メンテナンスの実施が大切であるといえます。

メンテナンスの頻度と内容

業務用厨房機器を対象としたメンテナンスは、日常的に清掃や洗浄を行う他にプロのメンテナンスを受けるといった方法もあります。日常的に清掃や洗浄を行うことで故障の原因になる汚れを落とせますし、プロによるメンテナンスを定期的に受けることによって機器の不具合やトラブルを早期に発見して修理できる可能性もあるでしょう。

メンテナンスの頻度としては、日常的な清掃・洗浄は毎日行い、プロによるメンテナンスは1年に数回行うことがおすすめとされています。ただし、使用頻度などによってメンテナンスの頻度を増やす必要があるケースも考えられるため、メーカーの担当者などに相談してみると良いでしょう。

メンテナンスによる機器寿命の延長

上記でもご説明しているように、業務用厨房機器をしっかりとメンテナンスすることによって機器寿命を延ばせる可能性があります。逆にメンテナンスをせずに使い続けた場合には、機器の電源が入らない、機器から異音がするなどトラブルの原因となるケースもあるでしょう。

このような状況を防ぐためにも定期的なメンテナンスを行い、機器の寿命を延ばすことが大切です。日常的にメンテナンスを行っていれば、万が一不調がある場合にもすぐに気付けますので早めの対処も可能になります。

優れたアフターサービスを提供するメーカーの選び方

購入した業務用厨房機器の故障を防ぎ、長持ちさせるためにはメーカーがどのようなアフターサービスを提供しているかをあらかじめ確認しておく必要があります。そこでここでは、優れたアフターサービスを提供しているメーカーを選ぶためには、どのようなポイントを押さえておく必要があるのかをまとめました。

アフターサービスの重要性

業務用厨房機器を導入する場合、アフターサービスの内容についてしっかりと確認しておくことが大切です。

例えば、導入した後に操作方法の説明や活用方法の提案を行ったり、故障が発生した場合の対応、定期的なメンテナンスなどを行っていきます。また、厨房機器の中には消耗品の交換が必要なものもあり、交換時期が来たら消耗品を交換するなどの対応を実施します。もちろんメーカーによって対応範囲は異なりますが、いずれもお客さまが長く快適に使えるように対応してくれます。

メーカー選定時のチェックポイント

業務用厨房機器のメーカーを選定する場合には、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。

例えば、「一括購入するか複数のメーカーから購入するか」を決めた上で、「厨房のスペースと厨房機器のサイズ」もあらかじめ確認しながら機器の選定を行っていきます。

また、購入後のサポート体制についてもしっかりと確認しておきましょう。万が一故障が起きた場合にはどれくらいの期間で対応してくれるのかは重要なポイント。例えば即日または翌日対応が可能であれば、スピーディーに修理対応してもらうことができます。

まとめ:長期的な運用を支えるメンテナンスとサービス

こちらの記事では、業務用厨房機器のメンテナンスの重要性についてご紹介してきました。一度機器を導入したら、長期的にその機器による運営を行っていきますが、そのためにはしっかりとメンテナンスを行っていくことが大切。そして、機器の導入時にポイントを押さえたメーカー選びをする点も重要となってきますので、あらかじめサポート体制などを確認した上での機器導入を行いましょう。

おすすめの厨房設備器メーカー3選を紹介!

ここでは、厨房設備機器業界をリードするメーカーたちが集まる「厨房設備機器展2021(https://jma-hcj.com/)」でセミナーを行ったメーカーの中から、 2021年7月16日時点で認証規格を明示していて、海外事業を展開していることを公式HPで掲載している3社をピックアップ。各社の導入実績をご紹介します。

メーカー名 チェーン店・給食センターなど
セントラルキッチンなら

中西製作所
 中西製作所

引用元:中西製作所公式HP
(https://www.nakanishi.co.jp/)

ホテル・高級店など
グレードの高い厨房なら

フジマック
 フジマック

引用元:フジマック公式HP
(https://www.fujimak.co.jp/)

個人店など
坪数の少ない厨房なら

マルゼン
マルゼン

引用元:マルゼン公式HP
(http://www.maruzen-kitchen.co.jp/)

導入事例
  • ドミノ・ピザ ジャパン(全1,015店舗導入※1
  • 日本マクドナルド株式会社(導入店舗数不明※2
  • すかいらーくグループ(導入店舗数不明)
  • 府中市立学校給食センター(22,000食/日※3)など
  • 長崎マリオットホテル
  • 琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ
  • ホテル鐘山苑
  • GRAND GATE HIROSHIMA
  • ロオジエ(L'OSIER)など
  •  
  • 洋光台ハンバーガー PassTim(25席)
  • Restaurant MOTOÏ(32席)
  • ピッツェリア・ダ・グランツァ(22席)
  • 東京スタイルみそらーめん ど・みそ キッテグランシェ店(22席)など
公式サイト 中西製作所公式HPで
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※1参照元:ドミノ・ピザ ジャパン https://www.dominos.jp/corporate/outline(2024年1月時点)
※2「1971年の7月にオープンされた銀座1号店から現在に至るまで取引継続」との記載あり。参照元:中西製作所 https://www.nakanishi.co.jp/strengths/eating-out/
※3参照元:中西製作所 https://www.nakanishi.co.jp/case/01.html

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